【退職代行】試用期間中の会社の辞め方

このページでは「退職代行を使った試用期間中の退職」について詳しく説明しています。

まだ勤務し始めて日が浅く「試用期間中」だけど、退職代行サービスを使って会社を辞めたいと考えている人は参考にしてくださいね。

1. 退職代行とは

退職代行とは、会社を辞めたい人の代わりに会社へ退職の意思表示を伝えるサービスのことで、「退職代行サービス」とも呼ばれます。

一般的に会社を辞める際は、手続きを行いながら3か月〜半年程度の時間を掛けながら退職することになりますが、退職代行を利用すれば、会社とやりとりすることなく2週間程度（最短即日退職）の期間で驚くほど簡単に退職することができます。

2. 試用期間中の退職条件は雇用形態で異なる

「退職代行を使った試用期間中の退職」は、正社員・契約社員・パート社員・アルバイトといった雇用形態によって条件が違ってきます。

雇用条件ごとに見ていきましょう。

2-1. 正社員・パート社員・アルバイトの場合

正社員・パート社員・アルバイトの方は基本的に「雇用期間の定めがない雇用契約」となっています。

期間の定めのない雇用契約の場合、退職の意思を会社に伝えてから2週間経てば、会社側が認める認めないにかかわらず自動的に退職が可能です。

このことは民法に記載されています。

たとえ会社の就業規則に「退職の申し出は◯か月前までにすること」などと記載があっても、法律は就業規則より優先しますので、退職の意思表示をしてから2週間で会社を辞めることができます。

ちなみに2週間のカウント方法は、休日・祝日も含めて退職申し入れ日と退職日を含めて14日間となります。

2-2. 契約社員の場合

契約社員は一定期間働くことを双方で約束する雇用契約で成り立っています。

この双方の契約はかなり重く、契約社員の方には先ほどの【民法 第627条 第1項】は適用されず、一部の場合を除き、契約期間満了前に一方的に辞めることができません。

試用期間中の契約社員が途中退職できる場合を挙げてみると、

となり、この3つのいずれかであれば、契約期間満了前の退職が可能です。

まず1点目の「やむを得ない事情」については、仕事が継続できない理由があり、会社が事情を認めた場合は、契約期間途中でも退職可能です。ただし、医師や公的機関の書類の提出を求められる場合も多いので、注意が必要です。

次に2点目の「会社のハラスメントや違法行為」については、退職代行を実行する際にブラックな会社との交渉で退職理由として使うこともあります。

そして、ご紹介した1点目・2点目のような理由がない場合でも、会社が退職に同意した場合は退職が可能となります。

このように、契約社員の方は正社員・パート社員・アルバイトの方と比べて退職可能な条件が少し厳しくなるため、退職代行業者の中には基本的に契約社員の方からの依頼を受けないところもあります。

ただ退職したい理由をお聞きする中で、ほとんどの場合は解決策が見つかりますので、あきらめないでぜひ相談してみてくださいね。

3. すぐに辞められる？

試用期間中に会社を辞めたいという場合、すぐにでも退職したいという場合がほとんどです。

そこで気になる「即日退職はできるのか？」について見ていきましょう。

即日退職が可能となる場合を挙げてみると、

• 入社前に聞いていた話と違う場合
• ハラスメントや会社側に違法行為がある場合
• 即日退職したいという意向に会社も同意した場合

以上の3つがあります。

退職代行の実務的には「入社前に聞いていた話と違う」もしくは「ハラスメントや会社側に違法行為がある」ことを匂わせながら即日退職に会社も同意してもらう、という形になります。

退職日を含め退職条件は会社との交渉事で必ず即日退職ができるというわけではありませんが、私たち退職サポートの場合、もし即日退職が認められなくても、「以降は会社へ出勤できない」旨を会社側へ伝えますので、退職日まで一度も会社へ行く必要はありません。

4. 退職代行 利用の注意点

試用期間中の方の退職代行を実行する場合、基本的にスムーズに退職できることが多いのですが、以下のような場合はトラブルになる可能性もあります。

• 会社とかなり揉めている場合（特に金銭が絡む場合）
• 法律を遵守する気が全くない超ブラック会社を相手にする場合

会社とすでに揉め事があり、それが理由で退職する場合はトラブルになる可能性が高いので注意が必要です。

また、法律を遵守する気がないブラック企業を辞めるときも注意すべき。一般的には「去る者は追わず」のスタンスの会社が多いのですが、必ず退職代行の担当者へ事前申告＆相談しておくようにしましょう。

5. 退職代行の流れ

次は退職代行サービスを利用する際の流れを見ておきましょう。

参考までに私ども退職代行『退職サポート』の流れをまとめていますが、他の退職代行会社でもほぼ同様の手順と考えて良いでしょう。

6. よくあるご質問

最後に退職代行サービスについてお客様からよくいただく質問をご紹介します。

7. まとめ

いかがでしたでしょうか？
このページでは「退職代行を使った試用期間中の退職」について詳しくご紹介してきました。

雇用形態によって退職条件は異なりますが、ほぼ全てのケースで退職は可能で、即日退職が認められる率も高いです。

退職代行を実行すれば、以降は出勤する必要もなく、会社とやり取り不要で驚くほど簡単に退職できますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。