退職代行で源泉徴収票はもらえますか？

退職代行は、会社との退職に関するやり取りを第三者が代行してくれるサービスのことで、最近急速に利用者が増えています。

今回は、退職代行を利用する際にいただいた「退職代行で源泉徴収票はもらえるか？」という質問について解説していきます。

Q. 退職代行で源泉徴収票はもらえますか？

退職代行は退職の意思を伝えて終わりではありません。退職条件を確定させることは当然として、退職が確定した後にも以下のような業務があります。

• 退職届の提出の完了
• 会社からの貸与品の返却
• 会社にある私物の処理
• 最終月の給与の請求

そして、最後を締めくくるのが源泉徴収票などの退職書類の受領です。

退職代行は退職者の代わりとして会社と退職に関する調整・交渉を行いますが、退職代行で源泉徴収票など書類はもらえるのでしょうか？

もちろん書類はもらえます！

結論としては、退職代行で源泉徴収票などの退職書類はもちろんもらえます。

労働組合もしくは弁護士が運営している合法の退職代行業者であれば、担当者が必要な書類を事前にヒアリングして会社へ請求してくれるので安心してください。

退職代行で会社へ請求する主な書類

ちなみに退職代行で会社へ請求することが多い書類は以下の3つです。

「源泉徴収票」は転職する際に提出が求められる書類ですが、転職しない場合でも確定申告でも必要になりますので必須の書類といえます。

また「離職票」は失業保険を受給する際の手続きに必要で、「健康保険（社会保険）資格喪失証明書」は健康保険を国民健康保険に切り替える際に必要となる書類です。

健康保険（社会保険）資格喪失証明書は国民健康保険への切り替えをしない場合は不要ですが、源泉徴収票は退職の証明としても使えるので失業保険を受給しない方でも取得しておくと良いでしょう。

書類請求から受領までの流れ

次に、退職代行で書類の請求から受領するまでの流れを見ておきましょう。

退職代行で書類を請求する際の注意点は？

次に、退職代行で源泉徴収票などの書類を会社へ依頼する場合の注意点について触れておきましょう。

合法な退職代行会社への依頼が必要

退職時に必要書類を会社へ請求することは法的に「法律事務」に該当し、労働組合もしくは弁護士が運営する退職代行にしか認められていません。

違法業者と言われる「民間企業が運営する退職代行」に依頼しても書類の請求はできないので注意しましょう。

アフターフォロー期間に要注意！

会社へ必要書類の発行・郵送を依頼しても送られてこなかったり、事情があって発送が遅れる場合があります。

そういった場合、アフターフォロー期間を設定が短い、もしくは設定が無い退職代行の場合は書類の督促や状況確認をしてくれません。

自分で会社へ連絡して送ってもらうことにならないよう、アフターフォロー期間は最低でも2か月以上で設定されている退職代行を選ぶと安心です。

まとめ

「退職代行で源泉徴収票など書類はもらえるか？」についてご紹介しました。

退職代行を利用する場合、依頼の多い書類は以下の3種類です。

合法な退職代行に依頼すれば、担当者が源泉徴収票などの必要書類を郵送してもらえるように手配してくれます。

ただし、退職代行で源泉徴収票など書類を送ってもらいたいのであれば、以下の2点について確認しておきましょう。

退職サポートの料金は総額2万円

退職代行「退職サポート」は労働組合「私のユニオン」が運営する退職代行で、代行料金は一律で税込20,000円で承っております。また、追加料金も一切発生いたしません。

労働組合として合法な退職代行にもかかわらず、非営利の運営で 20,000円という一般法人並みの料金（もちろん労働組合運営で最安）実現しました。