看護師が退職代行を使う際の注意点
退職代行を運営していて依頼の多い職種の一つが「看護師」です。
看護師はそもそも資格持ちで流動性の高い業界というのもあるでしょうが、ご相談内容を聞いていると中々にブラックな職場環境も多分に影響しているように感じます。
そこで今回は、退職代行サービスを検討している看護師の方向けに「看護師が退職代行を使う際の特徴や注意点」について触れてみたいと思います。
「看護師の退職代行」依頼の特徴
まずは、看護師が退職代行を希望される際の依頼の特徴を見てみましょう。
退職代行の依頼の理由
看護師の方が退職代行へ依頼した理由を挙げてみると、
- 師長など上司に退職の話をしたが話が進まない・辞めさせてくれない
- 職場のいじめやパワハラで精神的に限界になった
- 上司との関係がストレスで体調に影響している
- 業務の余裕がなく、職場のコミュニケーションが取れない
- 自分の力不足を感じてしまった
- 勤務に融通が効かず、家族へ負担を掛けてしまった
- 転職が決まっているが、期日までに辞める自信がない
- 家庭の事情が変わり、勤務と合わなくなった
- 体調不良で就業の継続が難しくなった
などが主な理由として挙げられます。
この中では圧倒的に「退職を切り出したが辞められない」「職場のいじめやパワハラで精神的に限界」という理由が多く、職場のハードさが透けて見えるのが看護師の退職代行の特徴です。
退職の時期
退職の時期としては「明日にでも辞めたい」が一番多く、次に多いのが「残っている有給をすべて取得できるタイミングで辞めたい」となっています。
さらに見ていくと、退職代行の依頼理由で「職場のいじめやパワハラで精神的に限界」を挙げられる方は「明日にでも辞めたい」、「退職を切り出したが辞められない」の方は「残っている有給をすべて取得できるタイミングで辞めたい」というケースが多くなっています。
全体的に見ると、看護師の退職代行の場合は「即日退職」を希望されるケースが他の職種よりも多いのが特徴です。
看護師が退職代行を使う際の注意点
では次に「看護師が退職代行を使う際の注意点」について見ておきましょう。
看護師の退職代行の場合、職場の規模によって注意点が異なり、難易度も変わってきます。退職代行の依頼の多いケースとして
- 大規模・中規模病院
- 小規模病院(個人病院・クリニック)
- 訪問看護ステーション
の3つについて注意点をまとめてみます。
大規模・中規模病院
まず職場が「大規模・中規模病院」の場合は比較的スムーズに退職することが可能です。
私どもが会社へ退職連絡を行う際も総務や人事といったセクションが対応し、労働関係の法令に従って退職手続きを進めてくれる印象があります。
しっかりと対応してくれる分、退職代行の実行でも可能な限り段取りを踏んだ上で会社と調整・交渉を行うのが望ましく、私どもでは「体調面ですぐに退職が必要」な場合を除き、書面を送った上で電話を行うよう心がけています。
また、退職代行会社の身分確認や代理権限の確認を求められることもありますので、依頼者の代わりとなって退職手続きができる労働組合・弁護士運営の退職代行を利用するようにしましょう。
個人病院・クリニック
次に職場が「個人病院・クリニック」の場合ですが、「即日退職を希望する看護師が多い」一方で「(院長などの)責任者と電話連絡がつきにくい」「院内に労務に詳しい人がいないので判断できない」といったことになりがちで、退職代行のやり方を間違ってしまうと退職が確定するまでに数日掛かってしまう「難易度の高い退職代行」といえます。
個人病院などにお勤めの場合は、退職代行の申し込みから会社連絡までの期間を少し長め(4日程度)にして準備期間をとるか、それが出来なければ経験豊富でノウハウのある代行会社へ依頼するのがポイントです。
また、書面によって会社側へ合法的に圧力を掛けることができる労働組合・弁護士が運営する退職代行に依頼するのも必須です。
ちなみに私ども「退職サポート」では前日中にFAXで書面を送ってから電話で退職交渉を行なっており、即日退職の希望にもお応えしております。
訪問看護ステーション
最後に職場が「訪問看護ステーション」の場合ですが、「即日退職を希望する看護師が多い」「管理者と電話連絡がつきにくい」「ステーション内に労務に詳しい人がいないので判断できない」といった特徴があり、個人病院・クリニック同様に「難易度の高い退職代行」です。
個人病院・クリニックの場合は院長などの責任者は基本的に院内にいる為、診察の合間に電話連絡を取ることが可能ですが、訪問看護ステーションの場合は管理者が一日中外出していることも多く、従業員も入れ替わり立ち替わりで電話による退職代行が難しい場合もあります。
そういったリスクを回避するために、労働組合・弁護士が運営する退職代行に依頼した上で、退職代行の申し込みから会社連絡までの期間を少し長め(4日程度)にして準備期間をとって書面の郵送などを併用しながら退職連絡を行うことをおすすめします。
まとめ
今回は、退職代行サービスを検討している看護師の方向けに「看護師が退職代行を使う際の特徴や注意点」について触れました。
私ども「退職サポート」で扱った退職代行事例を見た時、看護師は介護職と並んで最も利用者が多い職種ですが、その看護師の方が退職代行を利用する際は「勤務先の規模」によっては少し注意点があります。
特に注意が必要なのは、個人病院・クリニックといった「小規模病院」や「訪問看護ステーション」へお勤めの場合。
いずれも「即日退職を希望する看護師が多い」一方で「責任者と電話連絡がつきにくい」「院内に労務に詳しい人がいないので判断できない」ことにより、退職の難易度(特に即日退職の難易度)が高くなります。
スムーズに退職するためにも
- 合法な退職代行(労働組合か弁護士が運営するもの)を利用する
- できるなら退職代行の申し込みから会社連絡までの期間を4日程度とる
- 看護師の退職代行を多く扱っている経験豊富な代行会社を利用する
ことに注意して退職代行サービスを利用されることをおすすめします。
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